令和の聖徳太子由来 大乗仏教再認プロジェクト

11月18日、住職は神戸市須磨区にある真言宗須磨寺派大本山須磨寺に

村上通明先生ほか12名で訪問されました

   

訪問の趣旨は奈良県斑鳩寺所蔵の「聖徳太子講讃図」を再現させていただくこと。

この講讃図には聖徳太子が「糞雑衣(ふんぞうえ)」という袈裟をつけ、

左手には「麈尾(しゅび)」を持って講義をしている様子が描かれています。

真言宗須磨寺派大本山須磨寺の寺務長小池陽人師が立ち上げられた令和の糞雑衣プロジェクト。

このプロジェクトでは約1000人の方々が一針一針想いを込めて縫われ糞掃衣は完成しました。

そして、時を同じくして日蓮宗久成寺御山主村上通明先生が中心となり3年の歳月を掛けて完成された麈尾。

1400年前日本で最初に大乗仏教を広めた聖徳太子が勝鬘経の講演をした時に左手に持たれていた法具です。

村上先生の須磨寺ご訪問の趣旨は、小池陽人師に糞雑衣をお召しいただき、左手に麈尾を持っていただくこと。

令和の今、時を同じくして宗派を超えたそれぞれのもとで大乗仏教をキーワードに復現プロジェクトが進み、

それが出会うべくして出会ったという奇跡のような瞬間を見届けることが出来ました!!

須磨寺はとても気持ち良く、空気良く

笑顔あふれるお寺であったようです!!